ゼミ生の声-国際社会学部の歩き方

「学生によるゼミ案内」から抜粋

(地域社会研究コース 舛方周一郎ゼミ)
舛方ゼミの特徴は自身の興味がある研究テーマをバックグラウンドが異なる仲間とのディスカッションを通じて突き詰められるところです。当ゼミは「ブラジル(ラテンアメリカ)を起点とした比較地域研究」を掲げていますが、扱うテーマは多岐に渡ります。例えば 3 期生はジェンダー・スポーツ・比較政治・公衆衛生に興味があり、毎週扱う内容が異なりました。ゼミにはポルトガル、スペイン、チェコ、ヒンディー、ウルドゥー語科の学生がいます。当ゼミ生は学んできたことや関心が多様です。そのためディスカッションを通じて自分だけでは気づけなかった思わぬ視座を得ることができる外大の中でもユニークなゼミです。普段のゼミの様子をホームページ masukata-seminar.org で公開しています。昨年は食事会を開催するなどとても雰囲気のいいゼミです。ご興味を持たれた方は是非見学にいらしてください。後輩の皆さんを心よりお待ちしています!(遠藤大輔)

(地域社会研究コース 舛方周一郎ゼミ)
舛方ゼミの特徴は自身の興味がある研究テーマを、様々なバックグラウンドや興味関心を持つ仲間と議論を深めて突き詰められるところです。このゼミでは「ブラジル(ラテンアメリカ)を起点とした比較地域研究」を掲げていますが、扱うテーマは各々で大きく異なります。4 期生はスペイン語科やポルトガル語科で構成されていますが、扱う地域はアメリカ、朝鮮、ベネズエラ=中国や、インドネシアなど多岐にわたります。3 期生の先輩方も様々な語科の出身です。また個人によってテーマは大きく異なるものの、「地域研究は何のためにあるのか?」「その問題は善悪で片付けられるのか?」など物事、そして地域研究の根幹となる考え方もゼミを通して学んでいきます。こうした事柄を仲間と議論しながら、自身の研究につなげていきます。懇談会も定期的に開催するなど雰囲気のいいゼミで、来年はゼミ合宿も再開できればと思います!後輩の皆様の入ゼミをお待ちしてます!(向井ショーン虎太郎)

「サブゼミとは?」から抜粋

私は、中央ヨーロッパの近現代史がご専門の篠原先生のゼミに所属する傍ら、国際関係論がご専門の舛方先生のゼミに参加していました。地域社会研究コースでは対象地域と各自の学術的関心に沿ってゼミを選択することが一般的に求められますが、私は自身の興味分野が絞り切れていなかったため、学びの範囲を広く保ちたいと考え、サブゼミを受講しました。本ゼミでは自身の関心分野の一つであった集合的記憶についての知見を深めることができた一方、サブゼミではラテンアメリカや南アジアなど多様な経歴を持つゼミ生の同期たちと共に、比較政治・ジェンダー・健康・スポーツなど幅広い切り口から現代世界を見つめ直す機会を得られ、二つのゼミを通じて自身の興味関心を十二分に探求することができました。現在は、集団と健康というテーマに関心をもっていますが、これは双方のゼミでの学びを通じて得たものになります。サブゼミ受講では予習や発表で求められる労力は大きくなりますが、その分自身の関心と向き合う上では最適な環境を享受できます。自身の関心のある分野がまだわからないと感じる方は、サブゼミを通じて幅広い学域からの刺激を受けることも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。(下田紗英)